数多ある世界を救済するため、神の代行者に選ばれたのは、不動桐春をはじめとした高校生たち。
クラスまるごと異世界召喚――ありがち。
異世界で魔物と戦わされる――食傷気味。
物語としてはありふれた展開だが、ただ一つイレギュラーだったのは、特別なスキルや武器もなく、生身で魔物の群れに放り込まれたこと。クラスメイトが次々に殺されていく中で桐春が選んだ行動とは。絶望の果てに得た力とは。
「……最強を束ねる俺が、最強以下なわけねぇだろ」
LEFT OVERS(余りモノたち)が知略、謀略、創意工夫を重ね、最底辺から最強へと至る冒険譚――ここに開幕!